中国茶器

1970年代に景徳鎮の工房で生産された蓋碗(ガイワン)。

約50年以上新品未使用。

中国では、玲瓏(リンロン)と呼ばれる
素地にさまざまな透彫りをして、
その彫りに穴をあけ、透明な「玲瓏釉」(釉薬)を埋め込み、
さらに青花装飾をし釉薬をかけ高温で一気に焼き上げます。
すると、彫った部分が透けて白磁に更なる透明感をうむという
中国景徳鎮の伝統的な製法です。

明かりに透かすと、焼き込んだ米粒の跡が蛍のように見えることから、
青花玲瓏は日本では一般的に「ホタル焼」と呼ばれ有名です。

おそらく輸出用に大量生産されたお品だと思いますが。
50年以上もの間、蓋椀の蓋・ボディ・茶托の3点共に
とても良い状態でストックされていたと思われます。

入荷時にクリーニングはしておりますが、時代を経た製品になります。

ところどころに見受けられる細かい傷や汚れもこの製品の
雰囲気を作り出す要素の一つとお考えいただければ幸いです。

手造り・手描きのため。
パターンはまったく同じではなく、わずかな違いがあります。

インテリアとしても、とても良い佇まいです。

蓋碗(ガイワン)は、【三才碗】と呼ばれ。
蓋は天、托は地、碗は人間で、天と地と人間は平和を意味します。

また蓋椀(ガイワン)は、中国茶をお楽しみいただく茶器としては
一番適した茶具となります。

茶葉を入れ、お湯を注ぎ蓋をしてから、そのまま口をつけて
飲むことも出来ます。

容量は少し大きめの200ml。
色々な種類のお茶をお楽しみいただけます。

※手描きのため、1点1点絵柄の表情が少し異なります。
※表面には自然な【貫入】があります。
この製品の雰囲気を作り出す要素の一つとお考えいただければと思います。
※とても良い状態のアンティーク品ですが、細かな傷や汚れがございます。
使用には差し支えございませんが、予めご了承くださいませ。

※電子レンジ不可！！

素材	白磁
生産地	1970’s 中国 景徳鎮市
サイズ	口径：10cm 　高さ：7cm 容量：約160ml